自分のウェブサイトに広告を貼って収益化したい。
けど、Google アドセンスがなかなか合格しない…。
合格のポイントを教えてほしいな。
そんなお悩みにお答えします!
広告サービスの代表格、Google アドセンス。
ただ合格はとても難しく、その合格率は数%程度とも言われています。
私自身も「有用性の低いコンテンツ」で10回審査に落ち続けました。
その間に、ポリシーの遵守・記事数を増やす・ウェブサイトの構成見直しなどを実施して、11回目でようやく合格できました。
Google アドセンス合格への道のりはとても険しく、お困りの方も多いと思われます。
そこでこの記事では、Googleアドセンスに合格するために実施した「有用性の低いコンテンツ」の解決方法についてご紹介します。
環境
Windows10
WordPress バージョン:6.5.2
Cocoon バージョン:2.7.2.2
Google アドセンスとは
Googleアドセンスとは、Googleが提供する広告サービスのことです。
ウェブサイトに広告を貼ると、収益化が可能となります。
他社に比べ単価が良いと言われ、人気の広告サービスです。
2023年までは主にクリック型でしたが、2024年初め頃にインプレッション型に変更になりました。
- クリック型:広告をクリックすると収益発生
- インプレッション型:広告が表示されると収益発生
Google アドセンス審査 合格までの経緯
2023年10月から2024年6月までの8か月間。
10回審査に落ち続けて、11回目でようやく合格しました。
不合格メールは審査申請してからだいたい1週間ほどで届きました。
詳細を確認したところ、不合格の理由は全て「有用性の低いコンテンツ」が要因とのこと。
合格メールだけは2日も経たないで届きました。
メールの内容は以下のとおりです。
これでアドセンス広告を表示して、収益化ができるようになります。
Google アドセンス審査 有用性の低いコンテンツとは
有用性の低いコンテンツの例は下記のとおりです。
- オリジナル性がない記事
- ユーザーにとって役に立たない記事
- 操作が不便
詳細を順番にご説明します。
オリジナル性がない記事
他のサイトのコピーは不合格の対象となります。
独自の視点や経験に基づいたオリジナル記事が求められ、Googleも重要視しています。
実際に使用した商品のレビュー記事などが良い例ですね。
ユーザーにとって役に立たない記事
ユーザーが知りたい情報・ニーズに対応していないと関心を引くことは難しいです。
HowToや疑問の解決方法など、役立つ情報を提供することでコンテンツの価値を高めましょう。
操作が不便
目的の記事にたどり着くまで時間がかかり、ストレス・離脱の原因となります。
トップページから数回のクリックで目的の記事を表示できると良いです。
Google アドセンス審査 有用性の低いコンテンツの解決方法
Google アドセンス審査「有用性の低いコンテンツ」を解決するために実施した内容は下記のとおりです。
- Google パブリッシャー向けポリシーを守る
- 広告コードを正しく配置
- 独自ドメインを使用
- 記事数は40、平均文字数は2700
- カテゴリー数は2
- タグ数は0
- サイドバー(検索、運営者情報、人気記事、新着記事、アーカイブ、カテゴリ)
- ヘッダーメニュー(ホーム、カテゴリー)
- フッターメニュー(プライバシーポリシー、お問い合わせフォーム)
- Google アナリティクス
- Google サーチコンソール
- 他社広告は最小限に
- 外部リンクも最小限に
では順番にご説明します。
Google パブリッシャー向けポリシーを守る
Google パブリッシャー向けポリシーは下記5つのカテゴリーに大別されます。
- コンテンツポリシー
- 行動ポリシー
- 動画ポリシー
- プライバシーに関するポリシー
- 要件とその他の基準
この中の例えばコンテンツポリシーには次のようなものがあります。
- 違法なコンテンツ
- 知的財産権の侵害
- 危険または中傷的なコンテンツ
- 動物への残虐行為
- 不適切な表示に関連するコンテンツ
- 不正行為を助長する商品やサービス
- 性的描写が露骨なコンテンツ
- 報酬を伴う性的行為
- 国際結婚の斡旋
- ファミリー コンテンツに含まれる成人向けのテーマ
- 児童の性的虐待と性的搾取
これらのコンテンツは許可されません。
特に、著作権のある画像を使うなどの違法コンテンツには十分注意しましょう。
意図せず違反となる場合もあります。
フリー素材や自分で撮影した写真を使用するなど、対策をしっかり行ってください。
各カテゴリーの詳細は下記のページから確認できます。
広告コードを正しく配置
審査に必要な広告コードを貼り付けます。
広告コードの配置場所は、サイトの <head></head> タグの間です。
WordPressのテーマがCocoonだと簡単に設定できます。
Cocoon設定→アクセス解析・認証→ヘッド用コードに貼り付けましょう。
独自ドメインを使用
他サイトによると、無料ブログのドメインでも審査は可能だが、アドセンスとの相性が悪く不合格になるケースがあるとのこと。
なので独自ドメインの取得を推奨する声が多かったです。
私はConoHAのWINGパックを契約しています。
独自ドメイン2つまで無料、WordPressも簡単に導入できるのでおすすめのレンタルサーバーです。
記事数は40、平均文字数は2700
具体的な記事と文字数は下記のとおりです。
合格時の記事数は40。
平均文字数は約2700でした。
1記事あたり1200~6200までバラつきがあります。
上記の表から気になるページを閲覧可能です。
目安として参考にしてください。
カテゴリー数は2
カテゴリー数が多くなると、カテゴリーの一覧ページに掲載される記事が分散してしまいます。
その結果、有用性の低いコンテンツと判断される恐れがあります。
なのでカテゴリー数は「Unity」と「Windows」の2つだけにしました。
そして、各カテゴリーに20記事あるよう割り振りました。
他サイトの事例では、カテゴリー数は2~3。
少なくとも各カテゴリーに5記事以上あるよう推奨するケースが多かったです。
タグ数は0
カテゴリー数と同様に、多すぎると有用性の低いコンテンツとみなされる場合があります。
また、数が増えてくると管理が大変なので必要最小限にした方が良いです。
私の場合はタグは使用しませんでした。
サイドバー(検索、運営者情報、人気記事、新着記事、アーカイブ、カテゴリ)
サイドバーの充実を図りました。
とは言ってもCocoonなどのWordPressテーマを使用していれば、最初からほとんど実装されています。
運営者情報も、簡単な紹介で十分です。
あとはユーザーが閲覧しやすいように、配置場所の検討をしました。
ユーザーの利便性と回遊性向上につながります。
フッターメニュー(プライバシーポリシー、お問い合わせフォーム)
プライバシーポリシーにGoogleアドセンスを利用している旨の記載は必須です。
また、お問い合わせフォームがあると信頼性と安心感が高くなります。
Google アナリティクス
Google アナリティクスとは、Googleが提供している、ウェブサイトのトラフィックやマーケティングの効果を把握し改善するのに有用なツールのことです。
PVの少ない記事を複数発見したら、記事の統合を検討すると良いです。
記事の文字数が増え、クオリティ向上につながります。
ぜひ導入してウェブサイトの改善に役立てましょう。
Google サーチコンソール
Google サーチコンソールとは、Googleが提供するアクセス解析ツールのことです。
サイトの状態を把握して改善するのに役立ちます。
本サイトもサーチコンソールを利用し、ページの読み込みスピードやPage Speed Insightsのスコア改善に大いに重宝しました。
記事にもしましたので、ぜひ参考にしてください。
他社広告は最小限に
広告を貼っていてもアドセンス審査に合格したと、他サイトにいくつか記述がありました。
実際私も、もしもアフィリエイトやAdstirという広告サービスを使用していても合格しました。
ただあまり多く広告を貼りすぎると、広告が連続で表示されたり、記事のコンテンツに重なったりなどポリシー違反となる恐れがあるので注意しましょう。
外部リンクも最小限に
情報の信頼性を示したり、引用を用いるときなどに外部へのリンクを貼ることがあります。
リンク先の情報も審査される可能性があるので、多用は注意しましょう。
記事のオリジナリティが低いと判断されたり、リンク切れの恐れがあると思い、審査時は最小限に留めました。
Google アドセンス審査 合格するのに一番効果的だと思われたこと
結論から言うと、合格するまで記事をとにかく書いて定期的に審査申請する。
その1点につきると思います。
9回目の審査、記事数は39で不合格。
10回目の審査、記事数は40で合格しました。
あくまで私の場合ですが、たった1つ記事を増やしただけの違いで明暗が別れました。
有用性の低いコンテンツを解決しようと色々試行錯誤しているうちに、ウェブサイトの構築力や記事執筆レベルは確実に上がっています。
あとは自分を信じて、記事を量産するだけです。
【2024年 アドセンス審査】11回目で合格 有用性の低いコンテンツの解決方法 まとめ
本記事では、Googleアドセンスに合格するために実施した「有用性の低いコンテンツ」の解決方法についてご紹介しました。
私が実施した内容は下記のとおりです。
- Google パブリッシャー向けポリシーを守る
- 広告コードを正しく配置
- 独自ドメインを使用
- 記事数は40、平均文字数は2700
- カテゴリー数は2
- サイドバー(検索、運営者情報、人気記事、新着記事、アーカイブ、カテゴリ)
- ヘッダーメニュー(ホーム、カテゴリー)
- フッターメニュー(プライバシーポリシー、お問い合わせフォーム)
- Google アナリティクス
- Google サーチコンソール
- 他社広告は最小限に
- 外部リンクも最小限に
そして一番重要なのは、合格するまで記事をとにかく書いて定期的に審査申請することだと思います。
不合格が続くと心が折られます。
しばらく記事を書くことから離れたくなることもあります。
でもあきらめずに記事を書きまくりましょう。
本記事が、皆さんの参考になれば幸いです。