
Unity製ゲームの脆弱性って、いったい何のこと?
Steamでゲームしているけど、何か対策した方が良いの?

そんなお悩みにお答えします!
2025年10月3日、Unityより発表がありました。
Unityで作ったゲームに脆弱性が発見されたとのこと。
Steamでゲームをしている方は、Steamクライアントのアップデートが推奨されています。
早めに対応しましょう。
本記事では、Unity製ゲーム脆弱性対策のための、Steamクライアントのアップデート方法について解説します。
環境
Windows11
Unity製ゲームの脆弱性とは
今回問題になっているのは、「CVE-2025-59489」というものです。
対象はUnity 2017.1以降でビルドされた、Android、Windows、macOS、Linux用のゲームおよびアプリケーション。
ユーザーに対してリモートから悪意あるコードを実行し、攻撃する恐れがあることのこと。
ただし、これまでに脆弱性が悪用された例は確認されていないようです。
とはいえ、SteamにはUnity製のゲームが存在します。
Steamでゲームをしている人は、早めの対処が必要です。
Unity製ゲームの脆弱性の対応方法
結論として、Steamクライアントのアップデートを行うことが重要です。
アップデートにより、ゲームやアプリケーションに脆弱性が存在していても、Steamクライアントが脆弱性を利用しようとする行動を検知して起動をブロックすることができるとのこと。
以下、Steamクライアントのアップデート方法についてご紹介します。
まず、Steamを起動します。
左上の「Steam」をクリック。

「Steamクライアントのアップデートをチェック」をクリックします。

自動でアップデートされていた時は、画面左下にこのように表示されます。

もし、最新版になっていなければ「ダウンロード」のボタンが表示されます。
ボタンを押して、手動でアップデートを行いましょう。
以下は、10月3日投稿のアップデートの概要です。

赤枠を訳したのはこちらです。
Unity CVE-2025-59489に対する緩和策を追加し、エクスプロイトの試行が検出された場合にSteamクライアント経由でのゲーム起動をブロックします。
アップデート方法は以上です。
お疲れ様でした。
参考サイト

【Unity脆弱性対策】Steamユーザー必須!Steamクライアントのアップデート方法 まとめ

本記事では、Unity製ゲーム脆弱性対策のための、Steamクライアントのアップデート方法について解説しました。
攻撃者から悪意あるコードを実行されるのを防ぐため、早急にSteamクライアントのアップデートを行いましょう。
本記事が皆さんの参考になれば幸いです。