Unityの勉強をしようと思うんだけど、どの本から読めば良いの?
初心者におすすめの本を教えて!
そんなお悩みにお答えします!
Unityに関する本はいっぱいありますが、個人ゲーム開発初心者はどの本から読めば良いかお悩みではないでしょうか。
私、まつぼんもさっぱり分からず、途方に暮れていました。
まずは、ネットで評判の良い本を調べて、いくつか購入して読んでみました。
そして、これは良いなと思う本を見つけて繰り返し学習することで、スマホアプリをリリースすることができました。
そこで本記事では、実際に私が読んでみた、個人ゲーム開発初心者におすすめのUnity本を3冊厳選してご紹介します。
Unity初心者におすすめの本① 「Unityの教科書 Unity 2021完全対応版 2D&3Dスマートフォンゲーム入門講座」
Unity初心者にお勧めの本1冊目は「Unityの教科書 Unity 2021完全対応版 2D&3Dスマートフォンゲーム入門講座」です。
色々なミニゲームを楽しみながら作ることができます。
「Unityの教科書」おすすめポイント
「Unityの教科書」のおすすめポイントは以下のとおりです。
- Unityの紹介、インストール方法を解説
- 7つのミニゲームを紹介
- ミニゲームのプロフェクトファイル、素材をダウンロードできる
- プログラミングの基礎を一から学べる
- ゲームを面白くするテクニックが満載
- 充実の内容とボリューム
- 改定版が毎年発売
詳細を順番にご説明します。
Unityの紹介、インストール方法を解説
Unityとは何か、そのインストール方法まで詳しく記載。
画像が多く掲載しているのでとても見やすいです。
この通りに実施すれば、Unityをすぐ始めることができます。
7つのミニゲームを紹介
2Dと3Dの簡単なミニゲームを7つ作ることで、ゲーム作りの基礎を学べます。
2Dは以下の4種類です。
- 占いルーレット
- 車を旗のぎりぎり手前で止める寸止めゲーム
- プレイヤーを動かして、上から降ってくる矢をよけるゲーム
- 猫が雲の足場を利用しながら、てっぺんのゴールの旗までたどり着くゲーム
3Dは以下の2種類です。
- イガグリを飛ばして的に当てるゲーム
- 落下してくるりんごをバスケットでキャッチするゲーム
最初は「占いルーレット」など簡単シンプルなゲームを作り、徐々に出来ることが増えていくので、無理なくゲーム作りを学べます。
特に「猫が雲の足場を利用しながら、てっぺんのゴールの旗までたどり着くゲーム」では、スマホの傾きに応じて猫が移動する設定が新鮮でとても参考になりました。
ミニゲームのプロジェクトファイル、素材をダウンロードできる
ミニゲームのプロジェクトファイルをダウンロードして遊べます。
どんなゲームを作るのか前もって把握することで、理解が早くなります。
素材データもあるので、すぐゲーム作りが可能です。
プログラミングの基礎を一から学べる
スクリプトを書くのに必要な言語「C#」を解説してくれます。
変数、配列、if文、for文、配列、メソッド、クラスなどを学べます。
全てを理解しようとすると先に進まないので、どんどん読み飛ばしていきましょう。
初めのうちはわからなくても、ミニゲームを作っていくうちに少しずつ理解できます。
ゲームを面白くするテクニックが満載
ゲームを楽しく遊ぶための「レベルデザイン」を学べます。
「落下してくるりんごをバスケットでキャッチするゲーム」では、ゲームの進行に合わせて時間別に難易度を調節することで、プレイヤーにワクワクドキドキを与えます。
ゲームをより面白くハマれるものにするテクニックが満載です。
レベルデザインについて記載している本は少ないので、とても参考になります。
充実の内容とボリューム
約450ページの圧巻のボリューム。
読むのが大変そうですが、わかりやすいように多くの画像やイラストを使って構成されています。
少しずつ自分のペースで読み進めましょう。
改訂版が毎年発売
Unityのアップデートは頻繁にあります。
そのため、画面構成や仕様が変わり、本の内容が合わない可能性があります。
本書はアップデートに毎年対応し、最新の情報を伝えてくれます。
読んでみた感想
初心者でもわかりやすく丁寧に構成されており、まず最初に読む本として最適だと思います。
この本を終えた頃には、簡単なミニゲームが作れるようになります。
わからなくても頑張って読み進めましょう!
そして、繰り返し読むことでどんどん理解が深まっていくかと思います。
Unity初心者におすすめの本② 「たのしい2Dゲームの作り方 Unityではじめるゲーム開発入門」
Unity初心者にお勧めの本2冊目は「たのしい2Dゲームの作り方 Unityではじめるゲーム開発入門」です。
アクションゲームをつくるなら、この本がとても参考になります。
「たのしい2Dゲームの作り方」おすすめポイント
「たのしい2Dゲームの作り方」のおすすめポイントは以下のとおりです。
- 2つのサンプルゲームを紹介
- サンプルゲームの完成データ、素材をダウンロードできる
- ゲームデータの保存方法について解説
- 充実の内容とボリューム
- 改訂版が発売
詳細を順番にご説明します。
2つのサンプルゲームを紹介
簡単なサンプルゲームを通して、アクションゲームを作ることができるようになります。
内容は下記の2種類です。
- 横スクロールアクション
- トップビュー(2D見下ろし)アクション
横スクロールアクションは、時間制限の設定や、アイテムの取得によるスコアの増加など、一般的なアクションゲームの作り方を解説してくれます。
また、動く床や大砲など、よりアクションゲームを面白くする要素を学ぶことができます。
2つ目のトップビュー(2D見下ろし)アクションは、弓矢を発射して敵を攻撃しながら、エリアを探索するゲームとなります。
プレイヤーを追いかけてくる敵の実装や、弾を出して攻撃しているボスキャラなど、こちらもゲームを楽しくする技術を勉強できます。
特にトップビューアクションを解説している本は希少なので、これだけでもこの本を買う価値があると思います。
この本1冊で2Dアクションゲーム作りの基礎をしっかり学べますので、とてもおすすめです。
サンプルゲームの完成データ、素材をダウンロードできる
サンプルゲームの完成データをダウンロードして遊べます。
どんなゲームを作るのか前もって把握することで、理解が早くなります。
素材データもあるので、すぐゲーム作りが可能です。
ゲームデータの保存方法について解説
多くのゲームにおいて、セーブ機能は必須です。
セーブ型(PlayerPrefs・JSON)の紹介、スクリプトの書き方について詳しく説明があります。
充実の内容とボリューム
約420ページの圧巻のボリューム。
多くの画像やイラストを使って、見やすく構成されています。
少しぐらいわからないところがあっても理解は後でOKです。
とにかく手を動かしてどんどん読み進んでいきましょう。
やっているうちに少しずつ理解できると思います。
改訂版が発売
Unity 2022 LTS(2023年6月公開 長期サポート版)に対応しています。
Unityはどんどんバージョンアップされていくので、操作画面や操作方法も変化する場合があります。
古い情報だと勉強しづらくなるので、新しい情報に対応してくれるのはありがたいですね。
読んでみた感想
スクリプトを書く量が多く、少し大変なところもありますが、本書通りに進めていけばプログラミングの技量は確実に上がると思います。
この本を終えた頃には、ゲーム作りに少し自信が持てるようになりますよ。
頑張って読み進めましょう!
Unity初心者におすすめの本③ 「UnityではじめるC# 基礎編 改訂版」
Unity初心者におすすめの本3冊目は「UnityではじめるC# 基礎編 改訂版」です。
脱出ゲームを作るならこの本!と言えるほど、詳しく解説が載っています。
「UnityではじめるC# 基礎編 改訂版」おすすめポイント
UnityではじめるC# 基礎編 改訂版のおすすめポイントは下記のとおりです。
- 2つのサンプルゲームを紹介
- サンプルゲームの完成データ、素材をダウンロードできる
- スマホアプリの公開手順がわかる
- 充実の内容とボリューム
- 改訂版が発売
詳細を順番にご説明します。
2つのサンプルゲームを紹介
2つのサンプルゲームを通して、ゲーム作りの基礎を学べます。
- 脱出ゲーム
- 物理パズルゲーム
脱出ゲームは、スマホアプリでとても人気の高いジャンルの1つです。
多くのファンがいるので、ゲームを遊んでもらえることが多いです。
また、開発難易度も比較的低く、個人ゲーム開発初心者が参入しやすいジャンルとなっています。
詳しくはこちらの記事をご参考ください。
場面の移動やアイテムの取得・使用など、脱出ゲームの基本的なシステム周りを学べます。
画像が豊富でわかりやすく記載されてるので、本のとおりに進めていけば初心者でも簡単な脱出ゲームを作ることができます。
一方、物理パズルゲームも人気が高く、アイデア次第で新しいものを産み出せるおすすめのジャンルです。
この本では、物理法則に従って落ちるボールがゴールエリアに入ればステージクリアとなるゲームを作ります。
また、Player Prefsを用いたステージセレクト画面の作り方も学びます。
ここでは直前のステージをクリアすると、次のステージが解放されるように設定できます。
スマホアプリでリリースを目指している方にとって、上記2つのゲームは個人でもチャレンジしやすく、ヒットが狙えるジャンルです。
以上のことから、個人ゲーム開発初心者だけでなく、全てのゲーム開発者にとって実践的な内容となっており、この本のおすすめポイントとなります。
サンプルゲームの完成データ、素材をダウンロードできる
サンプルゲームの完成データをダウンロードして遊べます。
どんなゲームを作るのか前もって把握することで、理解が早くなります。
素材データもあるので、すぐゲーム作りが可能です。
やっぱり付属データがあると安心ですね。
スマホアプリの公開手順がわかる
Android・ios実機テストや、アプリストアの公開方法について解説。
スマホアプリのリリースまで解説している本は少ないので、とても貴重です。
※ただし、公開方法の仕様はよく変わるので、最新の情報をネットなどで得る必要があります。
充実の内容とボリューム
約300ページの圧巻のボリューム。
やっぱり少しぐらいわからないところがあっても理解は後回しにして、とにかく手を動かしてどんどん進んでいきましょう。
理解がだいぶ深まっているので、読み進めるペースも早くなっていると思います。
改訂版が発売
Unity 2020に対応。
本のとおり進めていけば良いので、初心者に優しいですね。
安心して勉強ができます。
読んでみた感想
脱出ゲームを作る際に、必修と言える本だと思います。
プログラミングに重点を置いた本書ですが、要求される難易度はそこまで高くありません。
前述の2冊に比べるとページ数が少なく、イラストも多いので、とても読み進めやすいです。
個人的にかなりおすすめの本です。
【Unity】初心者におすすめの本を3冊厳選!解説とレビュー まとめ
本記事では、実際に私が読んでみた、個人ゲーム開発初心者におすすめのUnity本を3冊厳選してご紹介しました。
おすすめの本は下記の3冊です。
1冊目「Unityの教科書 Unity 2021完全対応版 2D&3Dスマートフォンゲーム入門講座」
おすすめする理由はこちらです。
- Unity紹介、インストール方法を解説
- 7つのミニゲームを紹介
- ミニゲームのプロフェクトファイル、素材をダウンロードできる
- プログラミングの基礎を一から学べる
- ゲームを面白くするテクニックが満載
- 充実の内容とボリューム
- 改定版が毎年発売
2冊目「たのしい2Dゲームの作り方 Unityではじめるゲーム開発入門」
おすすめする理由はこちらです。
- 2つのサンプルゲームを紹介
- サンプルゲームの完成データ、素材をダウンロードできる
- ゲームデータの保存方法について解説
- 充実の内容とボリューム
- 改訂版が発売
3冊目「UnityではじめるC# 基礎編 改訂版」
おすすめする理由はこちらです。
- 2つのサンプルゲームを紹介
- サンプルゲームの完成データ、素材をダウンロードできる
- スマホアプリの公開手順がわかる
- 充実の内容とボリューム
- 改訂版が発売
初心者にもわかりやすく、ゲームを作るための有益な情報がいっぱい詰まっています。
私自身、上記3冊の本を読むことで、多くの知識や技術を習得でき、自信につながりました。
今回ご紹介した本をぜひ参考にして、楽しくゲームを作っていきましょう。
本記事が、皆さんの参考になれば幸いです。